专利摘要:
再生器中で揮散媒体として使用するための蒸気が、浸透気化装置を使用して、再生器塔底生成物の一部分から回収される。最も好適な態様において、この部分は、所望の再生レベルで揮散剤中の中立水分平衡を維持するなどのために、選択される。
公开号:JP2011512250A
申请号:JP2010546959
申请日:2009-02-18
公开日:2011-04-21
发明作者:シエルフイウス,ジエフリー;レデイ,サテイツシユ
申请人:フルオー・テクノロジーズ・コーポレイシヨン;
IPC主号:B01D53-14
专利说明:

[0001] 本出願は、2008年2月18日出願の、本発明者らの同時係属米国仮出願番号61/029536の優先権を主張する。]
[0002] 本発明の分野は、溶媒の再生、特にアミン系溶媒の蒸気再生の、構成および方法に関する。]
背景技術

[0003] プロセスガス(たとえば、様々な蒸留、吸着、および吸収プロセス)から酸性ガスを除去するための様々な構成および方法が従来技術において知られているが、その中でも再生吸収器システムは、比較的堅牢かつコスト効率の高いガス精製システムとして、頻繁に採用されている。]
[0004] 一般的な再生吸収器システムでは、プロセスガスは吸収器の中で逆流するように接触され、富溶媒および精製されたプロセスガスを生成するために、酸性ガス(またはその他の望ましくないガス状成分)は希薄な化学溶媒によって、少なくとも部分的に吸収される。このようにして形成された富溶媒は、その後交差熱交換器(cross heat exchanger)で加熱され、続いて再生器で蒸気を利用して比較的低圧で揮散される。このようにして揮散された溶媒(すなわち、希薄溶媒)はその後、吸収器に戻るループを完成させる前に希薄溶媒の温度を下げるために、交差熱交換器で冷却される。したがって、再生吸収器システムは一般的に、比較的低コストで連続運転することができる。]
先行技術

[0005] 米国特許第5,051,188号明細書
米国特許第5,248,427号明細書
米国特許第5,707,522号明細書
米国特許第37,166,224号明細書
米国特許第36,755,975号明細書
米国特許出願公開第2008/0099400号明細書]
発明が解決しようとする課題

[0006] このようなシステムにおいて二酸化炭素除去能力を増強するために、再生器の温度を上昇させても良い。しかしながら、腐食性の増大および溶媒の劣化が、このプロセスの最適化の度合いをしばしば制限する。また、動作温度の上昇は、運転コストの上昇につながることも多い。さらに、そして特に比較的大量の二酸化炭素が除去されるべき場合には、十分な希薄溶媒を生成するために、しばしば再生器内にかなり大量の蒸気が必要となる。しかしながら、大量の蒸気は生成するのに高い費用がかかることが多い。さらに悪いことには、外部の生蒸気が使用されている場合、運転の水分平衡はしばしば影響を受け、過剰な水分は除去される必要がある。]
[0007] このように、望ましい性能を維持しながらエネルギー要求を減少させるための、溶媒再生器の構成および方法を改善する必要性が、まだある。]
課題を解決するための手段

[0008] 本発明は、溶媒の再生の構成および方法を対象とし、特に1つ以上の浸透気化装置を使用した、水性溶媒からの蒸気の回収および再利用を対象とする。本発明主題の最も代表的な態様において、溶媒は、水、および所望の成分の獲得(吸着または吸収)および回収に適した少なくとも1つの有機および/または無機剤を含む。このような場合、所望の成分のうち少なくともいくつかは、一般的にはエネルギー(熱など)および/または圧力低減のなんらかの組合せによって、再生器中に放出される。]
[0009] 本発明主題の特に好適な一態様において、(一般的にはアミン系の)溶媒を再生する方法は、再生器塔頂および再生器塔底生成物を生成するために、揮散媒体として蒸気を使用して、再生器内で溶媒を揮散させるステップを含む。さらなるステップにおいて、再生器塔底生成物の少なくとも一部分が、蒸気で富化される蒸気相を生成するために浸透気化装置の中を通過し、さらに別のステップで、それによって揮散媒体の少なくとも一部を供給するために、蒸気相は再生器内に供給される。]
[0010] 別の視点から見ると、水性溶媒から再生器塔底生成物を生成するように再生器が構成されている、蒸気再生器に蒸気を提供する方法が考えられる。このような方法において、このようにして蒸気浸透物を形成するために、再生器塔底生成物の一部分が浸透気化装置を横切って通過し、そのようにして形成された蒸気浸透物は、その後蒸気再生器に供給される。]
[0011] 浸透気化装置の全域で圧力勾配を生成するために、浸透気化装置の上流にある再生器塔底生成物の部分の圧力を増加させること、および/または浸透気化装置の下流にある真空装置が操作されることが、一般的には好ましい。望ましい場合には、(たとえば、圧縮器または排出器を使用して)再生器内に蒸気相を供給する前に、蒸気相が圧縮されてもよい。あるいは、浸透物がすでに再生器の圧力またはそれ以上の圧力をかけられている場合には、圧縮器は省略されてもよい。さらに、再生器塔底生成物の量は、運転条件、所望の再生度に応じて異なるであろうと考えられるが、しかしながら再生器塔底生成物の部分は、蒸気相中の蒸気の量が再生器中の溶媒の所望の度合いでの再生に必要な蒸気の量と等しくなるように選択されることが、特に好ましい。いくつかの態様において、再生器塔底生成物の部分は、全再生器塔底生成物の10vol%から40vol%の間、より一般的には40vol%から70vol%の間、最も一般的には70vol%から100vol%の間となる。したがって、再生器のために、中立水分平衡が維持されてもよい。本発明主題を限定するものではないが、一般的には、混合希薄溶媒を形成するために、再生器塔底生成物の別の部分が浸透気化装置からの保持物と混合されることが好ましく、混合希薄溶媒は通常、後に再生器に戻って再利用される富溶媒を形成するために、吸収器に供給される。]
[0012] その結果、本発明主題のさらなる態様において、そのようにして再生器塔頂および再生器塔底生成物を生成するために、揮散媒体として蒸気を使用することができるように構成されている蒸気再生器を含む、溶媒再生システムが考えられる。浸透気化装置はその後、蒸気で富化される蒸気相をそのようにして生成するために、再生器塔底生成物の少なくとも一部分を浸透気化装置に供給できるようにするため、蒸気再生器と流体的に接続され、浸透気化装置はさらに、蒸気相を再生器に供給し、それによって揮散媒体の少なくとも一部、好ましくは全部を供給することができるように構成されている。]
[0013] このようなシステムは、浸透気化装置の全域で圧力勾配を生成するために、浸透気化装置と流体的に上流に接続されたポンプと、浸透気化装置と流体的に下流に接続された真空ポンプとをさらに含むことが、一般的には好ましい。さらに、または代わりに、蒸気再生器への圧縮ストリームとして蒸気相を供給するために、圧縮器が浸透気化装置と流体的に接続されていてもよい。あるいは、圧縮器を必要としないように、再生器圧で浸透気化システムの浸透側を動作することが、都合がよいかも知れない。最も一般的には、考えられるシステムは、浸透気化装置からの保持物を再生器塔底生成物の別の部分と混合するための導管も含み、これはその後、再生器内での再生用の富溶媒を生成するために吸収器に供給される。]
[0014] 本発明の様々な目的、特徴、態様、および利点は、以下の本発明の好適な実施形態の詳細な説明から、さらに明らかになるであろう。]
図面の簡単な説明

[0015] 考えられる1つの再生システムの例示的な図である。]
実施例

[0016] 発明者らは、溶媒、特に水性化学溶媒のための再生器において揮散媒体として使用するためのストリームが、浸透気化装置を使用して、希薄溶媒の一部から回収可能であることを見いだした。このように回収されたストリームはその後、通常は適切な圧力まで圧縮された後、再生器に再導入される。最も著明だが、再生器がいかなる所望の溶媒再生度合いにも合わせて中立水分平衡を有するように希薄溶媒の部分が選択され得ることは、理解されるべきである。このような構成および方法は、そうでなければ再生器の水分平衡を制御するために必要な蒸気生成および凝縮に関連するエネルギーコストを有利に削減するであろう。最も一般的には、溶媒は、水、および所望の成分(一般的にはCO2および/またはH2Sなどの酸性ガス)の獲得(吸着または吸収)および再生に適した少なくとも1つの有機および/または無機剤を含む、水性溶媒であって、所望の成分は、エネルギー(熱など)および/または圧力低減のなんらかの組合せによって、再生器中に少なくとも部分的に放出される。本明細書で使用される「浸透気化装置」という用語は、液体供給物が膜に供給され、膜は液体保持物から蒸気浸透物を(膜を通じて)分離するように構成されている、システムを指す。]
[0017] 特に好適な一態様において、再生器内で溶媒を揮散させるための蒸気は、選択的に(すなわち50%を超えて選択される)、およびより好ましく選択的に(すなわち90%を超えて選択される)、溶媒の有機成分から水を分離する、分離システムを使用して再生された溶媒の少なくとも一部から、引き出される。特に好適な態様において、分離システムは、膜が水の選択的な浸透性を提供する浸透気化システムであって、溶媒はアミン水溶液である。たとえば、適切なアミンは、モノエタノールアミン(MEA)、ジエタノールアミン(DEA)、メチルジエタノールアミン(MDEA)、などの様々なアルカノールアミン、またはジイソプロピルアミン(DIPA)もしくはジグリコールアミン(DGA)などのその他のアミンを含む。]
[0018] たとえば、図1は、再生器110が、吸収器(図示せず)から富溶媒ストリーム111を受け、一般的にはCO2および/またはH2Sを含む、再生器塔頂ストリーム112を生成するように構成されている、好適な模式的構成100を示す。吸収器はさらに、再生器塔底生成物ストリーム114(すなわち、再生された水性溶媒)を生成する。再生器内のCO2および/またはH2Sの脱離は、大部分は、再生器110の底部付近に導入される揮散媒体144、一般的には蒸気、の影響を受ける。再生器塔頂ストリーム112は従来の方法によって塔頂凝縮器172の中で冷却され、凝縮された水は、塔頂分離器ドラム150の中で分離されて、ストリーム154および還流ポンプ132を通じて再生器110に戻る。酸性ガスストリーム152は、適切な位置に(たとえば、H2Sはクラウスプラントに、CO2はEORまたは隔離場所に)供給される。] 図1
[0019] 再生器塔底生成物114はその後、浸透気化装置120に供給される第一部分114Aと、一方では再生済み(希薄)溶媒として吸収器に供給される第二部分114Bとに分割される。望ましい場合には、第一部分114Aは、冷却器170で所望の温度(たとえば、40から90℃の間)に冷却され、ポンプ130で適切な圧力(たとえば1から5バールの間、より一般的には5から30バールの間、そして最も一般的には1バールから50バールの間)となるようにポンピングされる。しかしながら、冷却は浸透気化装置の膜を保護するために圧倒的に利用されるので、冷却器は必要ではないかも知れないことは、留意すべきである。必要であれば、浸透気化膜の全域に適切な圧力勾配を生成するのを支援するために、浸透気化装置120の浸透側で、真空ポンプ140が採用されてもよい。通常の使用とは対照的に、浸透物が凝縮されていないことは、留意すべきである。したがって、浸透気化装置からの蒸気浸透物は、必要であれば、その後圧縮器(または排出器)142を通じて再生器圧力にもたらされ、揮散媒体として再生器110に導入される。開始および/または追加蒸気は、配管146を通じて再生器110に供給されてもよいが、ただしこのストリームは大抵、通常運転中はゼロフローである。浸透気化装置からの保持物は、ストリーム122として吸収器に供給され、これは最も好ましくは、このようにして混合希薄溶媒ストリーム114Cを形成するために、第二部分114Bと混合される。]
[0020] 本発明主題の特に考えられた態様において、浸透気化膜に供給される溶媒の第一部分の流量は、再生器蒸気需要および膜の効率に依存する。最も好ましくは、蒸気注入が増加すると、溶媒の過剰揮散となって運転コストが上昇するので、溶媒からの酸性ガス除去の望ましい度合いが再生器内で達成されるように、蒸気需要が制限される。一旦蒸気需要が決定されると、膜に供給される再生溶媒の流量は、水の除去レートが必要とされる蒸気レートと等しくなるように設定され、これは一般的に、膜の種類、膜の全域の圧力勾配、および溶媒濃度に依存することになる。このように、プラント全体での水分平衡が浸透気化膜装置による影響を受けないことは、理解されるべきである。したがって、希薄溶媒の2つの部分(すなわち、保持物および第二部分)が吸収器の上流で再混合されるとき、適切な溶媒組成が達成されることになる。たとえば、水の除去率が比較的高い膜は、水の除去率がより低い膜よりも少ない量の再生溶媒を必要とするだろう。運転および資本コストを最小化するために、通常は、決められた所望の蒸気レートのための膜を通じて再生溶媒の流量を最小化することが、好ましい。]
[0021] 当然ながら、再生溶媒の第二部分に対する第一部分の流量比が複数の要因に依存することは認識されるべきであり、当業者は適切な流量比を容易に確認することができるであろう。本発明主題を限定するものではないが、再生器の全体的な蒸気需要は、浸透気化装置によって提供されることが、一般的には好ましい。しかしながら、それほど好適ではない態様において、浸透気化装置は、蒸気ストリーム、または希薄溶媒以外の源から生成されたその他の再生媒体(たとえば、一般的な蒸気加熱リボイラー)を補助するために使用されてもよい。追加蒸気が導入される可能性がある場合には(たとえば開始時)、特定の運転条件が存在してもよいことも、認識されるべきである。]
[0022] 上述のシステムおよび方法のその他の利点のうち、再生器カラムへの直接蒸気注入が、獲得された成分を溶媒から放出するのに必要なエネルギーをシステムに導入するための効果的な方法であることは、理解されるべきである。しかしながら、どのような蒸気注入も、結果的に溶媒システムに水を追加することになり、これは溶媒組成を維持するために後で除去されなければならない。本明細書に示される構成および方法は、この問題に独自の解決法を提供する。浸透気化分離を利用した再生器の底部を離れて水性溶媒から水が除去され、ここですでに蒸気相の中に存在している水の中に浸透物が濃縮されている。この浸透物蒸気ストリームはその後、再生器圧まで圧縮され、再生器の底部に再導入される。このようにして内部生成されたストリームはその後、溶媒を再生するために使用され、カラムまたは塔頂凝縮器の中で凝縮されて、還流としてカラムに戻される。凝縮された水は、浸透気化膜で溶媒から再度分離される。したがって、再生器に生蒸気が加えられている間、外部の水またはストリーム源は必要とされず、このように再生器の中立水分平衡を維持していることは、理解されるべきである。]
[0023] 浸透気化プロセスを容易にするため、および既存のシステムの利点を維持するために、再生器の運転条件に応じて様々な変更が実行されてもよい。たとえば、溶媒の温度が比較的高い場合、浸透気化装置の膜劣化を抑える温度まで希薄溶媒の温度を下げるために、1つ以上の冷却器、熱交換器(たとえば、冷媒または富溶媒を使用)が使用されてもよい。一方、希薄溶媒の温度が比較的低い場合、1つ以上の熱源が希薄溶媒の部分に熱を提供してもよい。同様に、再生器の動作圧が比較的低い(すなわち、浸透気化装置の動作に適した圧力を下回る)場合、膜の全域の圧力差を広げるために、ポンプが使用されてもよい。あるいは、またはさらに、希薄溶媒からの蒸気の分離を容易にするため、または促進するために、浸透気化装置の蒸気側に真空ポンプが接続されてもよい。最も一般的には、酸性ガス吸収溶媒の再生のための再生器構成は、十分な圧力勾配および蒸気放出を提供するために、浸透気化装置の下流の真空装置および上流のポンプのうちの少なくとも1つを含む。]
[0024] 適切な浸透気化装置に関して、従来技術で知られている様々な浸透気化装置があり、その全てが本明細書に示される教示との併用に適していると見なされることは、認識されるべきである。しかしながら、浸透気化装置は、水/蒸気を浸透させることができ、有機溶媒の不浸透性が高い膜システムを含むことが、特に好ましい。たとえば、適切な浸透気化システムの一例が米国特許第5,051,188号に記載されており、これは参照により本明細書に組み込まれる。さらなる知られている適切な膜システムは、米国特許第5,248,427号明細書、5,707,522号明細書、7,166,224号明細書、6,755,975号明細書、および米国特許出願公開第2008/0099400号明細書に記載されるものを含み、これらの全ては参照により本明細書に組み込まれる。]
[0025] 本発明主題のさらに考えられる態様において、本明細書に示される構成および方法は、アミン溶媒再生以外のシステムにおいても利用可能であることは留意すべきであり、浸透気化システムを利用してプロセスストリームから蒸気が回収されるシステムは全て適していると考えられる。このような蒸気は、揮散媒体として、化学反応の反応物質もしくは溶媒として、または発電計画における可動流体として、利用され得るだろう。したがって、浸透気化装置に供給される適切な流体は、酸性ガス吸収溶媒に限定される必要はなく、先に指摘されたプロセスで使用される全ての水溶液を含むことができる。そのため、浸透気化装置は、同じまたは異なる浸透性を有する直列または並列の装置を含む、様々な様式で構成されてもよい。]
[0026] さらに、浸透気化装置は、水性プロセス流体から水が除去されるべきシステム(たとえば、過剰な水が作られる化学反応)でも使用されてもよく、ここで流体は、好ましくは比較的高圧(たとえば、少なくとも5バール)である。水はその後、蒸気となって除去されることが可能で、これは後に低圧蒸気として使用されてもよい。]
[0027] このように、蒸気需要の少ない溶媒再生の具体的な実施形態および用途が、開示された。しかしながら、本発明の概念から逸脱することなく、すでに記載されたもの以外のさらに多くの変更が可能であることは、当業者には自明である。したがって、本発明主題は、添付の請求項の精神以外のものによっては限定されない。さらに、明細書および請求項の両方の解釈において、全ての用語は、その文脈にふさわしい最も広い意味で解釈されるべきである。特に、「含む(comriseおよびcomprising)」という用語は、要素、部品、もしくはステップを非限定的に示すと解釈されるべきであり、言及された要素、部品、もしくはステップは、明確に参照されていないその他の要素、部品、もしくはステップと一緒に存在し、または利用され、または組み合わされてもよいことを示す。さらに、参照により本明細書に組み込まれる、参考文献中の用語の定義または用法が、本明細書で与えられたその用語の定義と矛盾または食い違っている場合には、本明細書で与えられたその用語の定義が適用され、参考文献中のその用語の定義は適用されない。]
权利要求:

請求項1
溶媒を再生する方法であって、再生器塔頂および再生器塔底生成物を生成するために、揮散媒体として蒸気を使用して、再生器内で溶媒を揮散させるステップと、蒸気で富化される蒸気相を生成するために、浸透気化装置に再生器塔底生成物の少なくとも一部分を通過させるステップと、それによって揮散媒体の少なくとも一部を供給するために、蒸気相を再生器内に供給するステップとを含む、方法。
請求項2
浸透気化装置の全域で圧力勾配を生成するために、浸透気化装置の上流にある再生器塔底生成物の部分の圧力を増加させ、浸透気化装置の下流にある真空装置を操作するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
請求項3
再生器への蒸気相の供給に先立って、蒸気相を圧縮するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
請求項4
蒸気相を圧縮するステップが、圧縮器または排出器の使用を含む、請求項2に記載の方法。
請求項5
蒸気相中の蒸気の量が、再生器中の溶媒の所望の度合いでの再生に必要な蒸気の量と等しくなるように、再生器塔底生成物の部分が選択される、請求項1に記載の方法。
請求項6
再生器塔底生成物の部分が、再生器塔底生成物全体の70vol%から100vol%の間である、請求項1に記載の方法。
請求項7
溶媒がアミン系溶媒である、請求項1に記載の方法。
請求項8
溶媒再生システムであって、再生器塔頂および再生器塔底生成物を生成するために、揮散媒体として蒸気を利用することができるように構成された、蒸気再生器と、蒸気で富化される蒸気相を生成するために、再生器塔底生成物の少なくとも一部分を浸透気化装置に供給することができるようにするため、蒸気再生器に流体的に接続された浸透気化装置と、揮散媒体の少なくとも一部を供給するために、浸透気化装置と流体的に接続され、蒸気相を再生器内に供給することができるように構成されている、導管とを含む、溶媒再生システム。
請求項9
浸透気化装置の全域で圧力勾配の生成を可能にするために、浸透気化装置と流体的に上流に接続されたポンプと、浸透気化装置と流体的に下流に接続された真空ポンプとをさらに含む、請求項8に記載の再生システム。
請求項10
浸透気化装置と流体的に接続され、蒸気再生器への圧縮ストリームとして蒸気相を供給するように構成された、圧縮器をさらに含む、請求項8に記載の再生システム。
請求項11
浸透気化装置からの保持物と再生器塔底生成物の別の部分との混合を可能にする導管をさらに含む、請求項8に記載の再生システム。
請求項12
水性溶媒から再生器塔底生成物を生成するように構成された蒸気再生器に蒸気を供給する方法であって、蒸気浸透物を形成するために、浸透気化装置を横切って再生器塔底生成物の一部分を通過させ、蒸気浸透物を蒸気再生器に供給するステップを含む、方法。
請求項13
該一部分が蒸気再生器の中立水分平衡を維持するのに有効な量で選択される、請求項12に記載の方法。
請求項14
混合希薄溶媒を形成するために、再生器塔底生成物の別の部分を浸透気化装置からの保持物と混合するステップをさらに含む、請求項12に記載の方法。
請求項15
混合希薄溶媒を吸収器に供給するステップをさらに含む、請求項14に記載の方法。
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